大楽毛中の1年生に、
初心者が3人います。
ハレーボールを始めて半年ちょっと、
やっとオーバーハンドサーブが
入るようになってきました。バレー初心者にサーブを指導する際、
私はサイドハンドサーブは
練習させません。
身体の大小、
運動経験の多寡、
などには関わりません。
オーバーハンドサーブは、
アタックにもつながります。
私は次のようなステップで、
初心者にオーバーハンドサーブを
練習させています。
- ボールを投げる
- グーで打つ
- パーで打つ
- ステップする
「1.ボールを投げる」は
最終的にはエンドラインから
ネットを越えるのが目標です。
これができるようになれば、
グーで打ち始めます。
投げる力のない生徒は
ネットの近くから徐々に
距離を伸ばします。
「2.グーで打つ」は
右利きであれば、
左手に手のひらに
ボールを乗せて、
指先で持たせます。
手のひらには
ボールが当たりません。
顔の高さくらいに
肘を伸ばしてセットさせます。
右手のグーは親指を
外に出して握らせます。
打つ方の腕は肘を肩より高く、
できるだけ肘を伸ばして
構えさせます。
ステップは最小限にし、
左足前で構えさせて、
トスアップしたら、
左足を一歩前に
ステップして打ちます。
トスアップはできるだけ、
ボールを顔の高さから、
すっとトスアップさせます。
初心者はどうしても
ボールをお腹の
高さくらいまで下げて、
トスアップしがちです。
トスアップの手が下がると、
トスが不安定になり、
ボールを打つまでの待ち時間も
長くなって上手く打てません。
「3.パーで打つ」と「4.ステップする」は
順番が相前後する場合があります。
パーで打つときは、
手のひらを板のように平らにして、
中指の付け根のところにある
出っ張っている骨で
ボールの芯を打たせます。
ボールをヒットする瞬間は
手のひらを床と垂直にして、
真っ直ぐ押し出す感じです。
ステップは、
左足前で構え、
右足→トスアップ→左足→ボールヒット
という順番です。
初心者は個人差が大きいですが、
以上のような流れで、
あとは個人個人にあわせて、
指導しています。
昨日の練習で、
初心者2人に初めて
ステップして打たせました。
習得するのに、
ややしばらくかかりますが、
回数をこなすことで、
だんだん様になってきます。