ディグ練習の工夫

初心者は中学校から
バレーボールを始めて
8ヶ月が経ちます。レシーブの形がだんだん整ってきて、
より実践的な練習の段階に入る頃でしょう。

大楽毛中では改修工事が終わり、
跳び箱が使えるようになったので、
台上からのディグ練習をしています。

第1段階は正面から
打たれたボールを
真っ直ぐディグします。

第2段階はレフトから打ったり、
ライトから打ったり、
と角度をつけて
返球する練習をします。

返球する先はセッターの
ホームポジションです。

センターから打つ練習も
考えられます。

こんな練習をすることで、
入射角と反射角を調整して、
セッターに返球することを
覚えることができます。

もちろん実際にアタックされた
ボールをレシーブする練習や、
ブロックを絡めた練習も
必要になります。

しかし、初心者がディグを
上手くなるためには、
こういった練習で、
ある程度数をこなすことが
必要でしょう。

ボールの打ち手は生徒です。
指導者が打ってもいいですが、
指導者が一人だったり、
ノックが上手く打てなかったり、
だったら練習の効率が上がりません。

この練習は跳び箱の置き方を工夫すれば、
一度に3~4カ所練習できます。
部員数が多いチームでも、
運動量が確保できます。

打ち手、レシーバー、セッター役(目標)、
の最低3人一組。
ボール渡しやボール拾いを入れても、
最大5人一組くらいでしょうか。

一組の人数が多くなればなるほど、
練習量が少なくなるので、
大楽毛中では3人一組か、
最大4人一組で、
この練習をしています。

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