日々の練習の中で、
見落としがちなのが、
アイシングとクールダウンです。通常、中学生はアイシングや
クールダウンを面倒くさがります。
大楽毛中では、
練習が終わったら、
必ずアイシングをして、
クールダウンのストレッチをします。
今はジプシー生活なので、
どこの練習場所に行くときも、
アイシングのための氷を
持っていきます。
氷は練習中に捻挫など、
アイシングするときにも
ないと応急処置ができないので、
準備しています。
捻挫などの場合は、
受傷後アイシングするのが、
早ければ早いほど
回復が早いので、
いつでも氷が必要です。
練習後のアイシングは、
主に膝かぶを中心に、
製氷皿の氷1個分が溶けるまで、
氷で冷やします。
膝以外にも痛いところがあれば、
足首などもアイシングします。
夏場は気温が高く、
体も熱くなっているので、
生徒は嫌がりませんが、
これからの時期は
室温が低かったり、
体が温まっていなかったり
するとアイシングを嫌がります。
バレーボールはジャンプと着地、
短い距離のダッシュとストップ、
これらを繰り返すので、
どうしても膝に負担がかかります。
練習が終わって体が熱いうちに、
アイシングと膝のストレッチを
することで熱を取り除き、
障害が起こりにくくなります。
練習後、体が冷えてしまってから、
アイシングをしても効果はありません。
練習終了直後がポイントです。
アイシングが終わったら、
このストレッチを左右両膝
1分間ずつ。
生徒にはタオルを
持参させる必要があります。
アイシング中に氷が溶けるので、
タオルを引いてその上でアイシングし、
アイシングが終わったら、
濡れた膝を拭きます。
チームで氷が準備できれば、
それが一番いいです。
自分の学校の体育館で練習する場合、
体育館の教官室などに、
冷蔵庫を置いて、
練習が終わったら、
製氷皿1枚を持っていけば、
部員がよっぽど多くなければ、
足りるはずです。
チームで準備するのが難しければ、
男子クラブのように、
保温性の高い水筒やタンブラーに、
氷を2~3個持参させてもいいでしょう。
釧路の多くのチームで、
練習後にアイシングとクールダウンを
する光景が日常になることを願います。